舞台の介錯とは?お花やご祝儀を自然に受け取り進行を円滑に

「司会者のこだわり」第15弾です。

 

今回は何を教えてくれるのかな?

 

今回は舞台の上での介錯についてお話しします!

 

今回のポイントお花やご祝儀を全力で自然に受け取ろう

 

前回の記事

keishu.hatenablog.com

 

 

介錯とは 

 

介錯って・・・!

 

殺さないで~~!!

 

何を想像しているんですか?

 

時代劇でよく見るヤツじゃないの?

 

切腹して苦しんでいる人を楽にすることよね

 

全然違いますよ!

舞台での介錯とは、演者を助けることを言うんです。

 

演者を助ける?

 

司会者の私の立場から、介錯を説明しますね!

 

お花

お花の介錯

 

歌手が歌を歌っている時に、お花(花束)を渡しに来る方がいます。

演歌や歌謡曲の舞台で多いですね。

 

テレビで見たことあるような、ないような・・・

 

テレビの音楽番組は構成上、お花を渡すことはありません。

ですが生のステージでは、お客様が自由にお花を渡すことができます。

 

え!そうなの?

 

あらかじめ

 

「舞台の進行上、お花をお受けできませんので、ご用意されたお客様は受付にお届けください」

 

みたいに言われてなければ・・・ですよ。

ダメだって言われたことを、勝手にやってはいけません。

 

テレビでお花を持って歌っているのを見たことあるわ

 

それは演出で用意されていたか、最後の一曲だけとか、そういう特別な場合ですね。

 

舞台ではいつお客様からお花をもらうか分かりません。

歌の合間ではなく、間奏や、歌っている時にお花を渡しに来ることもありますから。

 

そうなったら、曲に振り付けがあってもできないわね

 

振り付けがなくても、お花を持ってマイクで喋るだけでも大変そうだ!

 

なので、次の歌に行く前に誰かがお花を受け取りにいかないといけません。

 

これを介錯と言います。

 

あ、そう言えば介錯の話だったね

 

あんた、忘れてたの・・・

 

スタッフの誰かが介錯してもいいのですが、お客様からしたら舞台に出てきているのは歌手と司会者しかいません。

司会者が「お花を預かりましょう」と言って舞台に出た方が自然ですよね?

 

そうね。それで、司会者が介錯するのね

 

これも司会者の大事な仕事です。

 

介錯したお花をどうする?

 

預かったお花はどうするの?

 

基本的には舞台袖に持っていきます。

たまに主催者側から指示があって、ステージの上にお花を置くこともあります。

 

置くって、そのまま花束をステージに寝かせるの?

 

そうです。

その際は、お花がお客様に見えるように、置く向きも気を付けましょう。

 

そっか、お花がお客様に見えないと、意味がないわよね

 

それと、ステージの手前ではなく奥に置くのが基本です。

歌手が歌の途中で舞台の前に行くことがありますから、邪魔にならないようにしないといけません。

 

色々なことに気を付けているんだなぁ

 

ポイント
  • 花がお客様に見えるように
  • ステージの奥に置こう

 

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ご祝儀

 

ご祝儀について

 

お花以外にも、歌手がもらう物がありますよ。

なんだか分かりますか?

 

えーっと・・・拍手?

 

それはたくさんもらいたいですね!

でもそれだと、司会者が介錯をする必要はありませんよ。

 

あ、おひねり、とか?

 

お金という意味では正解です。

大道芸や演芸ではおひねりと言いますが、舞台ではもっとしっかりとした形で渡されるので、ご祝儀と言います。

 

しっかりとした形って?

 

おひねりと言ったら、紙でお金を包んで、舞台に投げるイメージではありませんか?

ご祝儀は、手渡しでお金を歌手の方に渡します。

 

お金を袋に包むの?

 

袋に入れてもいいですし、入れなくてもいいです。

事前に用意していないことが多いですから、現ナマでそのまま渡す人もいます。

 

現ナマ・・・!

 

割る前の割り箸でお札を挟んで、箸を手渡しするのが一般的でしょうか。

 

見てみたいわ。ご祝儀はステージに持っていくの?

 

ステージに行かなくても、歌手が客席に来た時にご祝儀を渡すこともできます。

そのイベントのメインの歌手でしたら、普通はご挨拶の客席回りがありますので、その時に渡してもいいでしょう。

 

ご祝儀の介錯

 

そのご祝儀も、司会者が介錯するの?

 

基本はそうです。

先ほどのお花の時と同じように、司会者が舞台に出て行ってお金を預かります。

 

そのままネコババしないでよね!

 

そのようなセリフで笑いを取る歌手の方は多くいます(笑)。

 

ご祝儀はお金ですから、お花と違って置きっぱなしにはできませんよね。

歌手のマネージャーにすぐ渡すか、歌手の舞台が終わった後に本人に直接渡すかの、どちらかになります。

 

ただ、介錯をしない時もあります。

 

それはどんな時なの?

 

男性歌手の場合、舞台衣装はスーツのことが多いです。

そうすると、ご祝儀をしまうところが、たくさんあるんです。

 

あ、ポケットがあるのね

 

司会者が舞台に出るということは、その時ステージの進行が少しとはいえ止まる、ということです。

歌手の方がご自身でご祝儀を保管できるのであれば、司会者はなるべく舞台に出ない方が良いですよね。

 

考えているんだなぁ

 

とは言っても、男性歌手でもご祝儀の介錯を望む方もいます。

逆に、女性歌手はドレスや着物だからポケットがない方が多いですけど、胸元や着物の袖にしまう方もいます。

 

ある意味、人それぞれですね。

 

色んなパターンがあるのね

 

ただ、歌手の方に「誰か(ご祝儀を)取りに来てください」のようなことをマイクを通して言わせるわけにはいきません。

 

なので、ご祝儀やお花のプレゼントがあった時は、司会者は全力で様子を見つつ、いつでも動き出せるように気を張っています。

 

全力で様子を見る・・・

 

矛盾してるようだけど、ちゃんと分かるわ

 

舞台に出るか出ないかの判断を、迅速にしないといけませんからね。

司会者が舞台に出てこなくても、意外に気を使っている場面は多いんです。

 

まとめ

 

今回のポイントお花やご祝儀を全力で自然に受け取ろう

 

介錯についてお分かりいただけたでしょうか?

 

勉強になったわ

 

以前、客席回りの時に、ご祝儀だらけになった歌手の方がいました。

その時はマネージャーが介錯をしていたのですが、それが追い付かない勢いでお客様からご祝儀を渡されていたんです。

 

服の隙間のあちこちや、髪が、現ナマと割り箸まみれになる光景はすさまじかったですよ。

その歌手の方のドレスが一部破れてしまったほどですからね。

 

そんなにご祝儀をもらえるの!?歌手になろっかな!!

 

また、あんたは短絡的ね

 

いいですよね。ご祝儀。

 

でもですね。

 

司会者には

 

 

そう、司会者には

 

 

司会者にはご祝儀はないんですよ!!

 

 

魂の叫びだ・・・!

 

以上

「司会者のこだわり お花やご祝儀の介錯で舞台を円滑に進める」でした♪