腕時計を大袈裟に見てアピール~舞台の特別感を出そう~

「司会者のこだわり」第43弾です。

 

今回は何を教えてくれるのかな?

 

前回お話しした「腕時計の見方」の続きをお話しします。

 

前回は「なぜ腕時計を見たらいけないのか」についてお話しましたが、今回は「あえて腕時計をアピールして見る場面」について紹介します。

 

今回のポイント
  • あえて腕時計を見て笑いを誘う
  • 腕時計を見てアンコールの特別感を出す

 

f:id:KEISHU:20200212184332j:plain

 

前回の記事

keishu.hatenablog.com

 

 

時間をアピール

 

前回はさりげなく腕時計を見る話を紹介しました。

 

細かいことだったけど……

 

気を使っていたわね

 

前回と真逆の話になりますが、あえてお客様から見えるように、腕時計をアピールすることがあります。

 

そんなことしていいの?

 

基本的にはいけません。

ただし、それが許される場合があります。

 

一つずつ紹介していきましょう。

 

お笑い系の演者

 

舞台に出ている人がお笑い系の方の場合は、腕時計を見て時間をアピールすることがOKになる場合があります。

 

お笑い系?

 

お笑い系とは、お笑い芸人に限ったことではありません。

出し物が面白くてお客様が大笑いだった時の演者は、お笑い系と言ってよいでしょう。

 

f:id:KEISHU:20200212184820j:plain
演目が終わった後

お笑い系の人が会場を盛り上げて、袖に下がっていった後、司会者が舞台に出ていきます。

 

そして腕時計を見ながらこう言います。

 

「時間が押している中にも関わらず、楽しいステージをありがとうございました!」

 

え!そんなこと言って大丈夫なの!?

 

ヒドくない!?

 

もちろん、冗談に聞こえる声のイントネーションは大事ですよ。

そして、相手がそのイベントのメインゲストの時は、絶対に言ってはいけません

 

この二点だけ気を付ければ、さらにお客様から笑いを取ることができます。

 

後でお笑い系の人に怒られないかな……

 

私の場合はまだ年が若いので、相手に失礼にならないように、後で謝りに行くこともありますよ。

 

やっぱり怒られるんじゃん!

 

いえいえ、怒られることはありませんよ。

相手の方もお笑い系ですから、気にする方はまずいません。

舞台とはそういうものだと、相手の方もちゃんと分かっていますよ。

 

私が自己満足で謝りに行くだけです。

 

ちなみに、このテクニックは「お笑い系の人のために、本当に時間が押していた時」限定ですからご注意ください。

f:id:KEISHU:20200212184236j:plain
演目が終わる前

もう一つ紹介しましょう。

上と同じく、「お笑い系の人のために、本当に時間が押している時」限定のテクニックです。

 

そのお笑い系の方の舞台に、司会者が腕時計を見ながら乱入します。

 

「ちょっと○○さん、もう時間がかな~りオーバーしてますよ!」

 

そんなことしていいの!?

 

本当に嫌がる方がいるかも知れないので、私は何度も舞台を一緒にして、気心が知れた仲の相手にしかしません。

 

それはそうよね……

 

ただし相手が納得さえすれば、問題はありません

お客様は何かの演出かと思いますし、演者は自分の持ち時間がオーバーしていることに気付きます。

 

気付くの?

 

押す人と言うのは、だいたい毎回の舞台で押すものなんです。

「あ、また自分は押しちゃってたんだ!」とすぐに気付いてくれます。

 

そんなこと言っていいのかしら……

 

司会者が乱入したまま、演者と少し絡んで話してもいいですし、すぐに袖に下がっても構いません。

いずれにしても、仰々しく腕時計を見ることが、この時は重要な所作になります。

 

歌手でMCが長くて時間が押す人も、話好きの方はだいたいお笑い系なので、このテクニックを使えます。

 

f:id:KEISHU:20200212184502j:plain

アンコール

 

最後にもう一つ、あえて腕時計を見せる場面を紹介しましょう。

 

それは、お客様から熱願された、アンコールの時です。

 

アンコールって、歌だよね?

 

歌に限ったことではなく、演奏だけの時もありますけどね。

いずれにしても、音楽関係です。

 

アンコールがある程度続いたら、歌手の好きなタイミングで出て来るんじゃないの?

 

それは若い方がよく行く、ライブやコンサートの一般的なものですね。

司会者がいる舞台では、そうはいきません。

 

そうなの!?

 

基本的に司会者が全てを取り仕切るので、司会者が促さないとアンコールは始まりません

 

知らなかった……

 

もちろん例外はあって、あえて司会者が動かず、歌手に任せることも稀にあります。

ただしそれはその場の雰囲気や、歌手の方の経歴なども考慮するので、例外中の例外と思ってください。

 

アンコールのステージが始まる時に、司会者はなんて促すの?

 

そこは自由です。

アンコールを予定していても予定していなくても、お客様の要望で特別なステージを行うことになったと、熱を持って伝えられればいいんです。

 

予定していないこともあるのね

 

このアンコールが始まる時に、特別感を出すために腕時計を見るテクニックを使うんです。

 

腕時計を見て、特別感が出るの?

 

特別感を出すんです。

腕時計を見ながら、こう言ってください。

 

「時間が押しているんですけど……!う~ん、ええい!皆様のご期待に応えましょう!○○さん、アンコールのステージです!」

 

なるほどね!特別になってるわ!

 

わざと「時間がない」と話すことによって、アンコールがただのアンコールではなく、「(それでも行う)スペシャルステージ」に変わるんです。

 

時計を見るテクニックまとめ
  • お笑いで盛り上がった後
  • お笑い系の舞台に乱入する時
  • アンコールに応える時

 

f:id:KEISHU:20200107182439j:plain

まとめ

 

今回のポイント
  • あえて腕時計を見て笑いを誘う
  • 腕時計を見てアンコールの特別感を出す

 

「腕時計の見方」についてお分かりいただけたでしょうか?

 

よく分かったよ!

 

腕時計を見るのは同じなのに、結果が良かったり悪かったりするのね

 

面白いところですよね。

司会者は喋るだけではない、ということです。

 

よーし!僕もテクニックを磨くぞー!

 

何のテクニックを?

 

電池交換のテクニック!

 

……は?

 

僕の腕時計、電気切れてずっと動いてないんだ!

 

時計屋さんに行ってきなさいよ……

 

以上

「司会者は腕時計を気付かれずに見ろ2~大袈裟に見てアピール」でした♪