赤本・青本・黒本・紫本・黄本・白本・緑本を徹底解明!

「正しい勉強の仕方」第29弾です。

 

今回は何を教えてくれるのかな?

 

今回は「○○本」についてお話しします。

 

今回のポイント
  • それぞれの『○○本』の特色を知ろう!
  • 赤本は全国47都道府県を網羅!
  • 青本は解説の質が良い!
  • センター試験の過去問は黒本

 

前回の記事

keishu.hatenablog.com

 

 

『○○本』

『○○本』とは?

 

『○○本』?

 

大学受験における、過去問題集のことです。

今では過去問以外の問題も含まれることもありますが、昔からの通例で『○○本』と言います。

 

過去問は過去問って呼べばいいんじゃないの?

 

色々な出版社(予備校)が、それぞれ過去問を発行しているんですよ。

その表紙の色が出版社ごとに違うので、その色を取って『赤本』や『青本』と呼ぶようになりました。

 

まぁ『なに本』でもいいけど、過去問は全部同じなんでしょ?

 

好きなの使えばいいわよね

 

それが、そう簡単なことではないんです。

答えは同じでも、出版元によって解説が違うことがあるんですよ。

 

解説が違うの?

 

それが勉強の助けになることもありますから、どの過去問題集を使うかが、大事なことになってくるんです。

 

その過去問題集の違いを、今回は説明するってことね

 

赤本

 

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教学社が発刊しており、374大学、610点の過去問題集があります(2019年12月時点)。

 

すごい数だ!

 

歴史も60年以上で、大学受験の過去問題集のシェアは全国No.1です。

 

本屋に過去問を買いに行くと、一面真っ赤になった本棚を必ず見ることでしょう。

それがこの『赤本』です。

 

見たことある!ビックリするわよね

 

解説は基本に忠実で、スタンダードな解法が多いです。

 

過去問も『過去7ヵ年』や『科目別過去27ヵ年』など、様々なスタイルで発刊しています。

そのシリーズは私が受験生の時(2003年)だと、『過去5ヵ年』と『科目別過去25ヵ年』だったので、お得になりましたね。

 

分厚くて開きにくいのが難点ですが。

 

そんなにすごいなら、とりあえず赤本を買えばいいのかな?

 

そもそも、『赤本』しか過去問がない大学も多くあります

そういう大学を受験する場合は、選択肢は他にないでしょう。

 

『赤本』以外にも過去問がある大学を受験する時は?

 

その場合はこれから説明する内容を元に、違う『○○本』の購入を検討してください。

 

過去問の解説を学ぶのは大事な勉強になるので、大学別の過去問が他にもある場合は、全て購入することをお勧めします

 

青本

 

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駿台文庫(駿台予備校)が出版しております。

『赤本』ほど数は多くありませんが、過去問題集では『赤本』に次いで有名です。

それがこの青本です。

 

数が多くないってどういうこと?

 

『赤本』みたいに全国47都道府県の大学を網羅してはおらず、旧帝大早慶などの最難関大学の過去問や、センター試験の過去問だけを発刊しているんです。

 

じゃあ『青本』が欲しくても、志望大学の過去問がないこともあるのね

 

ただ、この『青本』は解説が優れているのが特徴です。

 

どんな風に優れているの?

 

たとえば数学だと、普通の受験生では思いもつかないような発想で、解答・解説されていることが、しばしばあります。

 

それはいいことなの?

 

もちろんです。

目から鱗が落ちるような、あっと驚く解法はとても良い刺激になります。

それだけでなく、時間もかからない解き方だったりもして、さすが駿台と唸らされます。

 

しかも、ちゃんと受験生が学習している内容で解いているので、受験生もマネできる解法になっています。

 

そんなにすごいんだ!

 

私は『青本』が一番好きでした。

分厚くないのも、問題集代わりに使いやすくていいですね。

 

志望校の過去問が『青本』にあったら、使ってみたいわ

 

ちなみに、駿台予備校が開催している、模試の過去問もこの『青本』シリーズに入っております。

 

黒本

 

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河合出版(河合塾)が発行しており、過去問題集では『赤本』に次いで有名です。

センター試験の過去問や、河合塾が開催している模試の過去問を収録しています。

それがこの『黒本』です。

 

あれ?大学別の過去問はないの?

 

ありません。

その代わり、センター試験対策に力を入れている、と思ってください。

 

センター試験の過去問では、『赤本』よりも『黒本』を使う人の方が多いです。

 

ちなみに大学別では、過去問ではありませんが『紫本』というものがあるので、別に分けて紹介します。

 

紫本

 

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これは『紫本』と言われるもので、河合出版(河合塾)が発行しております。

 

『黒本』と何が違うのかしら?

 

これは河合塾で開催された、各大学別の模試の過去問なんです。

 

模試の過去問?

 

実際の入試問題ではないというのがミソですね。

東京大学京都大学名古屋大学広島大学九州大学の模試の過去問が発刊されています

 

黄本

 

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KADOKAWAが2019年版(2018年末)から発刊を始めたシリーズです。

それが『黄本』です。

 

最近できたのね!

 

ここ20年以内の話ですが、KADOKAWAは黄色のカバーでシリーズ化していた、講義を実況する参考書がヒットしました。

 

その色の印象で、過去問業界にまだ存在していない色を使い、黄色にしたのでしょうね。

 

それぞれのテリトリーがあるのか・・・

 

KADOKAWAの公式HPでも『黄本』と強調していますよ。

 

しかしできたばかりとあってか、12点しか発刊しておりません。

 

え!少ない!

 

早稲田・慶應立命館同志社・法政・明治の6大学の過去問になっています

 

今説明したように刊行物は12点しかないので、それらの大学の学部を、全て網羅しているわけではありません

 

そっかー、少し残念だね

 

そして、その過去問も過去3年分となっており、他の『○○本』よりも収録年数が少ないです。

 

それも少なく感じちゃうわね

 

ですがKADOKAWAは、執筆する講師陣に自信を持っています。

これからに期待ですね。

 

ちなみに、今後は早慶・MARCH・関関同立の過去問を中心に、発刊予定です。

 

白本

 

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代々木ライブラリー(代ゼミ)が発刊しています。

それが『白本』です。

 

『○○本』と言いつつも、実は過去問はありません。

 

過去問題集じゃないの?

 

センター試験用の『白本』は、代ゼミで開催されたセンター試験の模試と、テキストや予備校のテストから、作られています。

 

大学別の『白本』は東大と早稲田の二つの大学があり、代ゼミが開催する東大と早稲田の模試の過去問から構成されております

 

どっちも実際の過去問じゃないのね

 

緑本

 

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Z会が発刊している書籍が緑本です。

 

ですが現在は、過去問を刊行しておりません。

 

昔は発売していたの?

 

2014年ごろに、センター試験の過去問が刊行されなくなりました。

 

それ以前だと、2006年ごろまでは、大学別の過去問も刊行しておりました。

 

その時の名残りで、過去問がなくても緑本って呼び方をしているのね

 

今では過去問に近い物だと、センター試験の模試形式の刊行物だけになりました。

 

でも、以前の大学別過去問は、解説の質が高くて評判だったんですよ。

 

そうなんだ

 

私が現役の受験生の時は、東大受験するなら『緑本』『青本』が必須、と言われていたほどです。

 

まとめ

 

今回のポイント
  • それぞれの『○○本』の特色を知ろう!
  • 赤本は全国47都道府県を網羅!
  • 青本は解説の質が良い!
  • センター試験の過去問は黒本

 

『○○本』についてお分かりいただけたでしょうか?

 

よく分かったよ!

 

今回説明したように、『○○本』と言われる大学別の過去問は、『赤本』と『青本』と『黄本』しかありません。

 

『○○本』って名称の本は、たくさんあるのにね

 

『赤本』しかない大学はしょうがありませんが、もし『青本』があるなら、必ず買いましょう。

 

過去問はそれぞれの解説を学ぶのも、大事な勉強になりますからね。

 

よーし!たくさん『○○本』をやるぞ!

 

何の『○○本』を解くの?

 

『山吹色本』でしょ!『橙色本』でしょ!あと『オレンジ色本』

 

いや全部、同じような色!

 

以上

「赤本・青本・黒本・紫本・黄本・白本・緑本を徹底解明!」でした♪


(関連性が高いこちら二つの記事もどうぞ! 2020/1/6追記)

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