大きな誤解!『勉強できる』=『教えるのが上手』ではない1

「正しい勉強の仕方」第45弾です。

 

今回は何を教えてくれるのかな?

 

今回は「『勉強ができる』=『教えるのが上手』ではない」ことについて、お話しします。

 

今回のポイント
  • 『勉強ができる』=『教えることが上手い』ではない
  • 教え方が上手か下手かの見分け方
  • 教え方が下手な人の特徴を紹介

 

前回の記事

keishu.hatenablog.com

 

 

『勉強ができる』=『頭が良い』ではない

『名プレーヤー』は『名コーチ』ではない

 

前回は「『勉強ができる』=『頭が良い』ではない」と、お話ししました。

今回のブログも、前回と似たような「勉強ができるからこそ生まれる誤解」を解くのが、主な目的です。

 

誤解ってことは……

 

勉強ができる人は、教えるのが上手じゃないの?

 

いえ、もちろん教えるのが上手い人もいます。

ですが中には、感覚で理解しているために、人に教えるのに不向きな人がいます。

 

スポーツで言うと、「名プレーヤーが名コーチではない」ということです。

 

でも学校では、勉強できる人が周りに教えてることが多いよね

 

それは、周りの人が勉強のできる人に教えてもらいに来るから、です。

 

誰だって、詳しい人に教えてもらいたいですよね。

分からないことをインターネットで検索するのも、詳しい人の発信する情報を得るためですし。

 

言われてみれば……

 

しかし、詳しい人やできる人が、全員教えることが上手なわけではないんです。

 

学校で勉強を教えてくれる友達は、教えるの上手いけど

 

それは、教える間に上手くなっていくからです。

人に教えることで、自分の知識が定着しますし、何度も教えれば教え方も上手になってきます。

学校の先生が良い例です。

 

そういうものなのね

 

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一般にも浸透している誤解

 

でも世の中には、人に教えないで自分だけ勉強してきた人もいます。

さらに言うと、どれだけ人に教えても上手にならない人もいます。

 

そんなこと言って大丈夫!?

 

やっていけば、ある程度は上手になりますけどね。

やはり、向き不向きがあります

 

私が塾講師をしていた関東のとある有名進学塾では、大学生のバイト講師を採用する時に、東大と早慶は無条件で合格でした。

 

そのため、いざ教壇に立ってから、人に教えるのが不向きだと気付く人がいました。

こういう方は、長続きせず辞めてしまいます。

 

それは、塾側も子どもも、本人も可哀想ね……

 

私は北海道在住なので、北海道大学に通っていた人と会うことが多いものですから、似たような誤解はたくさん見ました。

 

塾や予備校に行かせられないお母さんが

「うちの子どもの勉強を見てあげて!○○さんしか頼りがいないのよ~」

と、北大出身者にお願いするのです。

 

でも、それ分かるなぁ

 

大学に限ったことでなく、小学校や中学校でも、成績優秀な年上に勉強を見てもらうのをお願いすることは多いですよね。

 

しかしこれは先に話した通り、『本人のステータスだけで教えるのも上手い』と誤解しているのが発端です。

 

当たり前の光景なのに、勘違いが元になっているのね

 

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教えることが下手な人

例題:「優しい」を説明

 

じゃあ、どんな人が教えるのが上手い人なの?

 

そうね。向き不向きって言われても、具体例がないと分からないわ

 

それでは、まずは教えるのが下手な人の例から紹介しましょう。

 

下手な人!?

 

上手い人を聞いたのに……

 

私が考案した方法で、どんな人でも教えるのが上手いか下手か、すぐに分かります。

 

へー面白そう!

 

どんなの?

 

ある単語を説明してもらいます。

その単語は、その時に目の前にある物でも、何でもいいんですけどね。

 

それでは今回は、抽象的なお題にして、「優しい」を説明してもらいましょう。

 

まずはロジャー君から、お願いします。

 

えっと……なんか、良い感じで、人や動物に優しいこと!

 

では続いて、ジーナちゃん、お願いします。

 

一緒にいると穏やかになれる、フワワ~~って感じ!

 

2人とも、ありがとうございます。

 

どう?分かりやすかったでしょ!

 

自信あるわ!

 

残念ながら、二人とも、教えるのが下手な人ですね!

 

えーっ!ダメ!?

 

ウソ!伝わると思うんだけど

 

まず、ロジャー君から指摘しましょう。

 

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説明文の中に説明する単語

 

「優しい」という単語を説明するのに、「優しい」という単語が説明文に登場しています

 

……え?ダメなの?

 

「優しい」が誰でも分かる言葉だから伝わりますが、これが例えば「コリオリ偏差」を説明する時ならどうでしょう?

 

コリオリ!?何て!?

 

「『コリオリ偏差』とは、体積流量の測定で用いる『コリオリ偏差』のことだよ」

と言われても、何の説明にもなってませんよね?

 

全然意味が分からない……

 

つまり、言葉を説明する時にその言葉を使ってしまう人は、教えるのが下手な人となります。

 

擬音を使う

 

そしてジーナちゃん。

「優しい」を「フワワ~~」と表現しています。

 

分かりやすいでしょ!

 

それは、あくまでもジーナちゃんの感覚であって、万人に共通するものではありません

 

えー!そうかなぁ

 

野球のボールの投げ方を教えてもらう時に

「グッと持って、グワンと振りかぶって、ビュッと投げる」

と言われても、さっぱり分かりませんよね?

 

わ、分からないわ……

 

つまり、説明文に擬音を入れてしまう人は、教えるのが下手な人となります。

 

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同じ説明を繰り返す

 

何かを説明した時に、教えられた側が分からなくてもう一度、説明を求めることがあります。

この時、全く同じ説明をしてしまう人は、残念ながら教えるのが下手な人です。

 

もう一回、同じことを喋るのはダメなんだ

 

最初の説明を聞き漏らした人がいたら、しょうがなくない?

 

そういう場合は別ですが、内容が理解できなかった人に対しての説明で、二度同じことを言うのは意味がありません

 

例えば「1+1=2」が分からない子どもに

「だから!1+1は2なんだよ!」

と何度言っても、理解できるわけありません。

 

あ~……それはそうだね

 

この点については、教えるのが上手な人で詳しく紹介しますが、言葉の言い換えができない人は、教えるのが下手な人になります。

 

教えるのが下手な人
  • 説明する単語を使う
  • 擬音を使う(例外あり)
  • 同じ説明を繰り返す

 

まとめ

 

今回のポイント
  • 『勉強ができる』=『教えるのが上手い』ではない
  • 教え方が上手か下手かの見分け方
  • 教え方が下手な人の特徴を紹介

 

「『勉強ができる』=『教えるのが上手い』ではない」についてお分かりいただけたでしょうか?

 

よく分かったよ!

 

あら?教え方が上手い人の特徴は、教えてくれないの?

 

もちろんお話ししたいのですが……。

今回のブログがちょっと長くなりすぎてしまったもので、申し訳ありません。

 

教え方が上手い人については、次回のブログで紹介させていただきます。

「優しい」を説明する時の、模範解答もお楽しみに。

 

以上

「大きな誤解!『勉強できる』=『教えるのが上手』ではない1」でした♪

 


(続きのブログはこちらです! 2020/2/09 追記)

keishu.hatenablog.com