模試をトコトン活用!判定に左右されず復習しトレンドを掴め

「正しい勉強の仕方」第79弾です。

 

今回は何を教えてくれるのかな?

 

今回は「偏差値に左右されない模試の効果的な利用法」について、お話しします。

 

今回のポイント
  • 模試で勉強の方向性を決めよう!
  • 結果に一喜一憂せず前向きに活かそう!
  • 模試を問題集代わりに使おう!
  • 模試にはその年のトレンドが詰まっている!

 

 

模試の結果

今後の勉強の方向性を決める

 

自分の学力を客観的に見るには模試が一番ですが、模試で出る偏差値は他人によって変動します

 

他人と比べて出るのが偏差値だしね

 

それだけでなく、自分の得意な範囲が出題されるかどうかによっても偏差値は変わります

たとえば、Aの模試では自分の得意な範囲が出て、結果で高い偏差値が出たとします。

 

ヤマが当たる的なヤツね!

 

Bの模試では逆に苦手な範囲が出て、低い偏差値が出たとします。

 

  • 得意な範囲が出たAの模試では高い偏差値
  • 苦手な範囲が出たBの模試では低い偏差値

 

あるある!

 

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そういう場合の偏差値は当てにならない、と思ってませんか?

 

え?ならないでしょ

 

そんなことはありませんよ。

 

  • 得意な範囲→高い偏差値を取れる
  • 苦手な範囲→低い偏差値になる

 

このような事実が分かったではありませんか!

 

そのままじゃん

 

それでいいんです。

自分の中で得意な範囲と苦手な範囲が分かるだけでも、受験勉強の上では大収穫になります

 

模試を受けた意味は、大いにありました。

 

そういうもの?

 

それを踏まえて、これからの勉強の方向性を決めることができます。

苦手な範囲を潰す勉強をするか、得意な範囲をさらに伸ばす勉強をするか、苦手な範囲が入試に出る学校を志望校から外すか、様々な選択肢が浮かびますね。

 

  1. 苦手な分野を克服する
  2. 得意な分野を伸ばす
  3. 苦手な範囲が入試に出ない学校を受験する

 

たくさん選べるね

 

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志望校判定

 

模試を通して客観的に分かるのは、偏差値以外にもあります。

それは志望校の判定結果です。

 

この志望校判定とは、「模試で出た自分の点数や偏差値から、その志望校を実際に受験した時に合格する確率を表している判定結果」のことです。

 

その結果がA(80%以上)E(20%未満)で、表示されます。

模試によっては()の中の%が違うこともありますし、最低がD判定のものもありますが、大体の意味は同じです。

 

この判定って面白いんだよね

 

E判定なんか出たら、落ち込んじゃう……

 

悪い結果でも、落ち込むことはありませんよ。

 

模試を受けた時点での実力を把握するために、志望校判定はあるんですから。 

試験本番までに学力アップすれば、何も問題はありません。

 

そんなに前向きになれるかな?

 

模試はあくまでも模擬試験であって、本番ではありません。

 

当たり前だけど、その言葉のままの意味よね

 

偏差値や志望校判定で一喜一憂する時間があったら、それを判断材料に自分の学力を把握して、未来に向かって勉強していけばいいんですよ。

 

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模試の問題

問題集代わりに使おう

 

ここからは、模試を教材として使う方法を紹介します。

 

教材?参考書みたいな?

 

この場合は問題集という言い方が、相応しいですね。

とにかく受験生には、時間がありません。

 

そんなに時間ないかしら?

 

こと受験においては、いくら勉強してもし過ぎる、と言うことはありません。

勉強時間を確保するのも戦いなのに、模試を受けたら日中が丸々拘束されてしまい、その日の勉強ができなくなります。

 

そのため私は受験生時代、『受験した方がよい模試』『受験しなくてもよい模試』と、模試を選んで受けていました。

 

受験生は大変だね

 

時間を捻出してまで受験する模試です。

ただ学力判定のためにしか使わないのであれば、ものすごく勿体ないと思いませんか?

 

言われてみればそうね

 

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そこで、模試を問題集代わりに使うのです。

模試を受けると必ず『解答・解説』が渡されます。

 

模試の本番はここからと言っても過言ではありません。

 

もう一度、模試の問題を解きましょう。

 

もう一回模試を解くの?

 

その模試で解けない問題がなくなるほど、徹底的にやりこむんです。

 

そんなに?

 

分からない問題があっても、『解答・解説』があるから大丈夫ですね。

 

時間がなければ間違えた問題だけで結構ですが、可能であれば二回でも三回でも、できるようになるまで解いてください。

 

模試は重要な問題ばかりです。

 

模試を開催する予備校も、各校しのぎを削っていますからね。

それぞれの威信をかけた問題になっているので、どれも復習するに値する問題です。

 

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トレンドをつかめ

 

問題集と違って、模試の問題にしかない大きなメリットが、二つあります。

 

模試にしかないメリット
  • トレンドをつかめる
  • 各大学の予想問題になっている

 

一つずつ説明していきましょう。

受験にはトレンドがあります。

 

受験に流行り……

 

今年はこの問題が出そうという予想ですね。

 

そんな予想があるのね

 

たとえば、私が現役の受験生だった2003年。

「必ず数学Bで『複素数』が出る」と、言われていました。

 

複素数

 

分からなくて結構ですよ。

数学Bに収録されていた単元です*1

 

なぜ必ず出ると言われていたか説明すると、学習指導要領が変わって私たちの次の学年から、数学Bで『複素数』を勉強しなくなったからです。

 

そんなことあるのね

 

私たちの世代が最後の『数学Bの複素数』世代になったのです。

そんな状況ですから、各大学が入試で複素数の問題を出すことが、容易に予想できます。

 

次の年から勉強しなくなるなら、その年の問題で出さなくてよくない?

 

学生に必要ないってことでしょ?

 

逆ですね。

問題を作る大学の先生たちは、最後の記念に問題を出したくなるものなんです。

 

今の複素数は分かりやすい例ですが、このようにその年によって出やすい問題があります。

それらに対応できるのは、毎回新しく問題を作成する模試ならではのメリットですね!

 

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各大学の予想問題

 

そしてもう一つ。

模試は全国共通模試だけでなく、各大学に特化した模試もあります。

 

有名どころしかありませんが、一例を述べると『東大』『早稲田』『慶應』『京大』などですね。

『東大模試』なんて文字を見たことありませんか?

 

わざわざそんな名前を付けて模試を開催するなんてさ

 

そこを受験する人しか受けないわよね

 

その通りです。

とするとその模試の問題は、各大学の出題傾向に沿っていると考えられませんか?

 

……あ!

 

その大学の受験生からしたら、それらの模試の問題はまさに宝の山です。

 

有名大学の模試ですから、問題を作る予備校側も、気合を入れた内容にしています。

各予備校が開催する大学別模試なので、それぞれの予備校の問題の出来を比べられますからね

 

迂闊な問題は作れないのね

 

それだけではありません。

もしも本番の入試で同じような問題が出たら『私たちの予備校の模試で、似たような問題を作ってました!』と大々的に宣伝もできるんです。

 

ってことは本番で出るような問題を……

 

プロの予備校講師が一生懸命考えて作ってるってこと?

 

つまり、実際に本番で出る可能性が高いんです!

 

そうであれば、模試の問題を何度も復習する価値があると思いませんか?

 

価値があるなんてレベルじゃない!

 

絶対にやらなきゃ!

 

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まとめ

 

今回のポイント
  • 模試で勉強の方向性を決めよう!
  • 結果に一喜一憂せず前向きに活かそう!
  • 模試を問題集代わりに使おう!
  • 模試にはその年のトレンドが詰まっている!

 

『模試を問題集代わりに使うメリット』について、お分かりいただけたでしょうか?

 

よく分かったよ!

 

時間とお金を使って受ける模試です。

最大限に有効活用していきましょう!

 

以上

「模試をトコトン活用!判定に左右されず復習しトレンドを掴め」でした♪

 

※過去に公開した記事を編集・再構築しました

*1:現在は数学Ⅲだが、いずれ数学Cになる予定